入院中は何の抵抗もなく出された薬を飲んでいましたが
いざ退院となった時に出された薬の量を見て
ようやく自分の病気の重さを認識出来た気がします。
確か全部で7、8種類くらい。
冠動脈が解離したり、血管の中に管を通したり
冷静に考えれば当たり前の薬の量なのだと思いますが
それまで出産時以外入院したことがなかった私には
衝撃的な量でした。
スターバックスの持ち帰り袋がパンパンになるような量だったと思います。
食事制限はなく、とにかく動き過ぎないようにと言われて出てきたものの
性分もあるとは思いますが家にいてじっとしていることは不可能でした。
家の階段の上り下りも、甘く見ていましたが
かなりしんどかったのを覚えています。
お風呂はしばらく入れず、シャワーだけ。
食事の支度も台所に立っているのがしんどい日もあり
あの時ウーバーがあったら、気分的にかなり楽だっただろうなと思います。
家の中で安静にしているつもりでも、動けるので動いてしまって
気づいたら疲れて座ってしまうような日が続いていました。
入院中も倦怠感はありましたが、退院してから一層感じるようになり
入院してることの意義を後になって痛感しました。