いつ頃だったか覚えていないのですが
確か退院して1ヶ月経つか経たないかくらいだったと思います。
気付いたら腕や足に数箇所、身に覚えのないアザができていて
なんだろう?と思いながら特に気にせず生活していたのですが
数日経っても減る気配がなく、違う場所に気付くとできていて
今までと何か違う?と思い、病院へ。
血液をサラサラにする薬が私には強すぎたようで
先生はまだ減らしたくなかったようなのですが
とりあえず1錠減らすことにしました。
家族が脳出血、糖尿、高血圧、肝臓癌、脳腫瘍等
色々な病気に罹ってその度に介護をしていたので
ある程度薬のことも学んでいたのですが、
私のこの病気は全く別物でした。
ステントを入れずに済んでいれば
血液をサラサラにする薬を飲む必要はなかったのに
と後から考えても仕方のないことなのに
やはり色々とモヤモヤ考えてしまうものです。
薬を減らしてもらってからはアザが出来なくなり、
気持ちの問題だったと思いますが、たった1錠薬が減っただけで
身体が少し軽くなった気がしていました。
この時初めて薬の怖さというか
まだまだ知らない世界があることをひしひしと感じたのを覚えています。