若い頃から酷い肩こりで常に首周りが辛かったのですが
「慣れ」とは怖いものです。
当時の私には身体をほぐすとかリラックスするという概念が
全くありませんでした。
自分の背中が硬いなんて自覚はもちろんなかったのですが
いつからか仰向けで寝れなくて何の違和感も抱かず横向きか
うつ伏せで寝ていました。
特発性冠動脈解離を発症した日もうつ伏せで寝ていました。
発症する半年くらい前、マッサージをしてくださった方に
「背中が硬すぎて心筋梗塞を起こしそう」と言われ
私が心筋梗塞になるはずがないのにこの人何を言っているのだろう?
と思っていましたが見事的中しました。
今思い返せば
身体が多分コチコチに硬くなってしまっていたのと
あの頃は休日がほとんどない生活を送っていて
気付かないうちにストレスが溜まり過ぎていたのが
原因だったのかもしれません。
あの日が来るまで健康体だと思い込んでいましたし
呼吸がつらいと感じたり
動悸がしたりしたこともなく、胸の痛みも感じたことがなく
まさか自分が心臓疾患にかかるなんて
夢にも思っていませんでした。
いずれにしても、あの頃もっと自分の心身のメンテナンスをしておくべきだったと
後悔する日々です。